【変＝恋！？】

私が自分の異変に気が付いたのは、
意外に遅く、中学1年生の時でした。

小学生のときは、男の子と手を繋いで下校したり、
「〇〇くんカッコ良いなぁ」なんて、
ほんのりとした好意を抱いたりもしてました。

それが…。
なんということでしょう…。

あるとき、1つ年上の先輩を
目で追っていることに気付いたんです。
いつから追っていたのかなんてわからなくて、
「気が付いたら目で追っていた」という感じです。

先輩は、平井堅さんと阿倍寛さんを
足して2で割ったような
お顔立ちで、日本人離れした
堀の深い美人さんでした。

先輩が女の子と話している分には、
何の感情も湧かないのに、
男の子と話しているのを見かけると、
何故か腹が立ったりしてました。

なんか変やな変やなと思っていましたが、
日に日に思いが強くなってきて、
もしかして「変じゃなくて恋！？」と
考え至りました....。

でもやっぱり戸惑っていて、
「いやいやおかしいやん！先輩女の子やし！」
と自分に突っ込んだりしてました（笑）

そんな不安定な感じなのに、
私は自分の気持ちを、
周囲にペロッと言ってしまう
クセがあって、
同性が好きなことがバレて、
軽いイジメのようなことに
なったことがあって。
陰湿な物ではなかったし、
長く続いたわけでもなかったですが、
そういう経験から、
「普通になることが一番だ」
と考えていました。

中学時代は、自分の気持ちに蓋をして、
「高校生になったら、環境が変わるし、
普通に戻れる！
一時の気の迷い…的なもんやって絶対…。」
そう考えていました。

そして、
夢と期待に溢れて
迎えた高校の入学式。

そこで…
私は…。

数メートル前の女の子の後頭部に、
一目惚れをしてしまったんです😭

「普通の女子高生になる」という夢は、
初日に淡くも消え去りましたとさ🤣

「高校生編」に続く！
たっのし🤣



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