yo_greenloveの日記

ぼーーっと書いてます

【自立。】

f:id:yo_greenlove:20230213215416j:image

私は14歳~24歳までの10年間、
親と暮らしていません。

 

4つ上のアネキと
2人で暮らしてました。
諸事情色々ありますが、
ここでは割愛します。

 

私が24歳のとき、
アネキの結婚が決まって
アネキが家を出ることになりました。

 

そのタイミングで、
オカンと2番目のお父さん
(オカンより15歳年下で私の12歳年上。
なので「にーちゃん」と呼んでました)と
同居することになりました。

 

「10年ぶりに親と住む」ことは、
私にとって、とても憂鬱な出来事でした。

 

なぜなら、私は完全に
「自立」していたんです。
料理・洗濯・掃除・ゴミ出しに布団干し。
もちろんお金の管理まで、
当時の私は
「完璧だ」と思っていました。
あくまでも個人基準ですよ笑

 

なんせ14歳から10年間、
子供だけで生活してきたんですから。
高校を卒業するまでは、
家賃その他はオカンが払ってくれていましたが、高校を卒業した瞬間から、
いやなんやったら専門学校の入学金、授業料・交通費・バイクや車の免許代、もちろんバイクや車。それらの保険に至るまで、
全て、ぜーんぶ!
自分が稼いだお金でやり繰りしたんです。


「18歳から親にお金を出してもらったことは1度もない」ことが
自慢になるくらい「自立」していたんです。

 

ほんで?
10年も経って、親と住む??
はい?
ほんまに言うてるん?

という感じでした(笑)

 

私は同居にあたって、
オカンに条件を出しました。

「一切の世話は焼かないでくれ」

 

食事・洗濯・掃除・ゴミ出しに至るまで、
私の部屋には入らず、
何もせんといて。
別の世帯やと思って。
それが同居の条件やし。
そう伝えました。

 

なんでかって、せっかくみんな出来てるのに、
出来ひんようになるんじゃないかって不安やったんです。

でもオカンは私との約束を初日から破って、世話を焼きまくります。

 

私は、
「ご飯の準備しなくていい。」
「洗濯も置いといて。」
「部屋に入らんといて。」
「なんで掃除したん!?」

「ありがとう」とも言わず、
文句ばかりぶつけてました。

 

なんちゅー
クソ生意気なガキなんでしょうね笑

 

オカンは決まって、
「だぁってぇ~、お母さんやもん」
と笑ってました。

 

半年間。
抗議を続けました。
出来ひんようになりたくないからやめてっ!と。

 

でもオカンが世話をやめてくれることはなく、
私も根負けして、
「しょうがない。
じゃあ今から子供時代を取り戻しますか」
という気持ちになって、
素直に甘えるようになりました。

 

あれから24年。
子供時代の10年間を、
遥かに超える時間を
オカンと過ごせてます。

 

あの頃と変わらず、オカンは
毎日私の世話を焼いてくれます。
晩ごはんを準備してくれているのに、

私が気まぐれに
「うどん食べたかったな~」
なんて言えば、
「よっしゃ作ったるわ」と
気前よく作ってくれます。

 

家に帰れば、
あったかいご飯が待っていて、
エアコンがかかっていて、
ベッドメイクまでしてくれてる。

家事の一切合切をオカンがやってくれているので、ご想像の通り、私はなんにもできないちゃんになりました(笑)

 

永遠に続いて欲しい。と思う反面、
残された時間は、限られてる。
もうそれがわかってる。ふっさふさだったオカンの髪の毛が、もうずいぶん薄くなってきてる。

 

だからこそ、今を大切にしたい。

 

私の朝は、毎日、

「ありがとう」から始まります😊

オカンが朝食の準備をしてくれているから。

 

オカン。
いつまでもいつまでも、
元気でいてください。
いつもいつもありがとう。

 

あなたの子どもで、
ほんまに良かった😊

 

#産んでくれてありがとう