yo_greenloveの日記

ぼーーっと書いてます

【オカンの恋バナ2】

うちのオカンが離婚したのは、
オカンが34歳の時です。

離婚後は昼は病院で、
夜はスナックで働いてくれました。

私の2番目のお父さんと
出会ったのは、
離婚から1年後。
夜のスナックだったそうです。

オカン35歳。
にーちゃん20歳。

そう。
オカンと2番目のお父さんの
年齢差は15歳。
20歳の男子が35歳の
子持ちのオバはんて…。

私はお父さんと呼ぶには
若すぎなので、
「にーちゃん」
と、呼んでました。

出会った当初、
オカンから見れば、
20歳のぼくちゃんが
何言ってるんやと。
年相応のええ人がおるからと
何度も断ったそう。

でもにーちゃんは
諦めなかったんやって。

当時オカンは週6で
夜の仕事をやってたんやけど、
にーちゃんは毎夜毎夜通いつめて、
さらには自宅の前で帰りを待ち伏せしてたそう。

まーまーなストーカーっぷりやな。

オカンはモテたんだと。
ものすごく。
自宅まで送ってもらう人が、
日替わりやったんやって。

にーちゃんは自宅前に座り込んで、
毎夜毎夜オカンの帰りを待ってたんだと。

半年がすぎる頃には、
アフターのお客さんたちも
にーちゃんの存在を
気味悪がってたらしい。

そのせいでオカンはアフターに
誘われることがなくなったんやって。

それは嬉しかったみたい笑

で、付き合うキッカケになったのが、
寒い冬の日に、にーちゃんの家に
初めてお邪魔したとき、
オカンの足がすげー冷たかったんやって。

オカンが「足冷たなってるわ」て言ったら、
にーちゃんが、「貸してみ」と言って、
自分の胸に足を抱えるようにして、
冷たい足をさすってくれたんやって。

その時に、
「この人は本気でウチのこと
好きでいてくれてるんや」
て思ったらしい。

その辺から付き合いが始まったんやね。

結婚してくれと
プロポーズもされたけど、
オカンは「チビさん(私)が成人するまでは結婚できひん」と断ってた。

付き合いが始まった頃、
私は10歳だったので、
にーちゃんは、10年待った。
そして私のお父さんになってくれました。

オカンとにーちゃんは
いっつもラブラブで、
ほんまに仲良しカップルでした。

オカンに、にーちゃんと
出会った頃のことを聞くと、
「世の中にこんな美しい人がおったんか。て言われてんお母さん。」
と、いつも嬉しそうに言ってました。

オカンと私はハンコみたいに同じ顔です。

「こんな美しい人」
というフレーズが
引っかかっていたので、
ある時直接にーちゃんに
確認しました。

「世の中にこんな美しい人がおったんか」

↑ほんまにこの台詞言うたん?
と聞いたら、
にーちゃんは嬉しそうに
目をキラキラ輝かせながら、
「ほんまにそう思った!
こんな美しい人が
世の中におったなんて!
完全に一目惚れやってん!」
とな。

長々と書きましたが、
私が何を言いたいかわかりましたか!?

そう!!
私は絶世の美女であるぅぅぅ!

そう!
私はクレオパトラ
そう!
私は楊貴妃
そう!
私は小野妹子

はい。
大変申し訳ございません(;-;)
ジョーダンです笑

私が言いたいのは

「恋は盲目」

ちゃんちゃん🤪

 

#オカンの恋バナ