yo_greenloveの日記

ぼーーっと書いてます

【冬の風物詩。】

冬の風物詩、と言えば
クリスマスや雪、コタツでみかん
風情ある旅館のつらら。
など様々なものを思い浮かべますよね。

私の「冬の風物詩」は
「オッサンのそこそこ汚いケツ」です。

そう。
ケツと言えばケツ。
みんな持ってる
ほっぺが2つのあのお尻です。

数年前の寒い冬の朝、
私はいつものようにリフトに乗っていました。
機械的な色しかないはずの検査場で、
視界の隅に何か肌色の物が見えた。

「え?ケツ?」
私は目を凝らしてよぉく見てみた。
そこには背中の下半分から
ケツのほっぺまでがブリンと出ている
オッサンの姿がありました。
前はエプロンしてます。

「おいおいおい
待て待て待て
なんでケツ出とんねん」

そーとービックリして放心してましたが、
これは放置出来るものではありません。
残念ながら私は現場のリーダーで、
注意しなければいけない役目でした。

意を決して、
「Aさん、ケツ出とるで」
と言いました。
Aさんは、「あぁ」と言って、
ズボンを上げました。

いやいや。
作業してたらまた
出るよねどんどん。

状況を説明しよう!!

彼は自己申告でウエストサイズ100cmが欲しいと言った!
その通り支給した!
でも実際は恐らく95とか6とか!
よーするにぶっかぶかのズボンを履いていた!
それに加えて上のブルゾンはピッチピチ!
作業中にブルゾンがめくれ上がって背中の肉が出る!
そしてぶっかぶかのズボンは作業中にどんどん下がり、腰パンならぬケツパンに!

そしておケツとごたいめーん!
アホか!!!!!

ここから私と彼の戦いが始まった!

彼が持っているズボンは3着。
ぶっかぶかはそのうち1着。
故にケツが出るのは3日に1度。

そのズボンを履くなと言っても履いてくる。
そして出す。

ベルトをもっとキツくしめたらと提案。
それでも出る。

サスペンダーを提案。
サスペンダーを装着。
途中で取れるそして出る。

何度注意してもしても…
出してくる!

まさにケツと私のイタチごっこ

これは…。
確信犯か?
出したくて出してるのか?
掃除の時間まで出てるで?

ある時応援を頼まれて、
出張することになった。

よりによってグループの中でも
1番怖いと恐れられている
Yチームリーダーの現場。

ケツが出るズボンを、
絶対に履いてくるんじゃねーぞ。
と思ってたら履いてきたー!
ケツが出るズボン標準装備だーー!

少し離れた場所で作業するAさんを、
祈るような気持ちで見守っていたら…

出てる😭
出ちゃってるよケツがよ。

頼む!チームリーダーにだけは
見つからないでくれ!😭

あぁ…リーダーの目線がそっちの方に…。

リーダーが目線を外して、
もう1回Aさんを見た…。
完全に2度見してるやーん…。

「平吾ぉ!ちょっと来い!」
「なんやあれ!ケツ出とるやないか!しまわせろ!」
はいすみません😭
すぐしまわせますぅぅ😭

なぜ…
なぜ…。
直接注意してくれないぃぃ😭

みなさんは…
他人のケツをしまわせろと言って、
怒られたことはありますか?😭

辛すぎる記憶です。
こんな気持ちはきっと…
誰にもわからない😭

ていうか!
頭おかしいやろ!!

その後、4年に及ぶ戦いが始まる…。
(冬限定です)

もう4年目にはね。
ケツが出たら、
「あぁ。もう冬か」
てなるわけです。

でもね、4年目の冬に、
あることを言ったら
そのズボンを履かなくなったんですよ。

その言葉は、

「警察呼ぶぞ」

え?ほんまに確信犯?

未だにわかりませんが、
そういう訳で、
私の「冬の風物詩」は

「オッサンのそこそこ汚いケツ」

になってしまったというお話し。

ちゃんちゃん🤣

 

#冬の風物詩